1)プログラミングでできることは変数に値を放り込むことだけ
変数=なんとか
という形態で、「=」の左辺は常に変数1個(ここ重要)
「=」の右辺が現在の値
「=」の左辺が未来の値
したがって、以下のような変な記載もOK
i = i + 1
これは右辺iに入ってる現在の値に1を足して
再度、同じiの箱に、その結果を上書き入力しなさい
(つまりiの値が更新される)
という意味になります。
なお、「変数」とは文字や数値を保管しておける箱、という感じですね。数学と異なり、文字も保存できます^^
2)プログラミングではループとif文がつかえる
ハイ、じつは、たったこれだけです。
以上の2点をもとに、この世のすべてのプログラムが書かれています。これはどんなプログラム言語でも同一です。
●メリット
・慣れれば高度なプログラムを実に簡単に書ける
・ネット上の多彩で豊富で強力なプログラム部品群
・ネットからOSからファイル操作から画像からAIからゲームからデータ分析から、などの守備範囲の豊富さ
・これが無料ってのも、すごい
・スパイエディタの完成度の高さ、かつこれも無料
・エディタは長時間付き合う道具になるので、これが楽しくないとプログラミングの楽しさ半減します。その点スパイダーは200点満点^^。また、基本システムのIDLEエディタもなかなかの優れもの。どちらも無料とは思えない出来の良さ。
●デメリット
・アナコンダインストールに時間がかかる
・配列の扱いにやや癖があり、過去のプログラムになれているとややわかりにくい。でもわかってしまえばOK
・書籍も多いがわりに基本書ばかり。ネット上の解説も実は基本事項ばかりで、ちょっと複雑なことのノウハウがわりに隠されてる?感じ
などなど・・
ということで、総合的には
フォートラン以上に魅力的な言語だと思います。
一言でいえば
「ファイルの読み書きが全自動でできます」
これがどのくらい強力なのかは自分で確かめてのお楽しみ^^
ファイルがいくつあっても構いません
出力するファイルがどんなに大きくても構いません
ってことですね
人力を超えたファイル作成編集活動のパワーを身にまとえます
なお、パイソン入門には
1)パイソン入門の本かう(薄くてわかりやすくてアナコンダインストール説明してるやつ)
2)アナコンダをインストール(無料。スパイダーエディタという超強力なエディタ環境がついてますのでそれでプログラミングします^^)
結果の列ががたがたで><
でもその点にだけ目をつぶれば、ものすごい便利なんです
フォートランだとある変数hensu2を追加出力したい場合
基本プログラム
write(1, '(a)') hensu1
hensu2追加プログラム
write(1, '(a,1x,a)') hensu1, ' ', hensu2
というふうに、
1)フォーマット'(a,1x,a)'の書き換え
2)hensu1とhensu2とを分離して画面出力させるため' 'を含める
3)フォーマット内にも1xというふうにその' 'のためのフォーマットを記載
という手間がかかりますが、なんとパイソンたんなら
基本プログラム
print(hensu1)
hensu2追加プログラム
print(hensu1, print2)
というふうに、
1)追加したい変数を追加するだけ!
という実にシンプルなんですね。これがとてもプログラムしやすい。
上記のフォートランでのプリント文(write文)の記載の複雑さによって、フォートランではいちいち、ここ!でエラーが出たりします。><
そういう苦労が、パイソンではまるでゼロ。
これがどれだけプログラム書きやすいか。
ってことです。
変数を追加記載して内容画面確認したいことが、プログラミング中はいくつもありますが、その都度、フォートランでは面倒な書式をきちんと書かないといけないのですね。
その苦労がゼロってのは・・・
もーー
たまらん
て感じです
なんともすごい可能性を秘めたパイソン言語
AIモジュールも充実
これからコツなどをちょっとずつですがご紹介いたします
パイソンはとてもよくできた言語だと思いますが
古くからのプログラマにとってはちょっとだけ癖があります
●パイソン言語の決定的な特徴ふたつ
1)配列へのデータ入力は.appendや.insertを用いる
パイソンでも配列test[]などを実装できますが、
いきなりデータを放り込もうとしてもエラーばかり
配列へのデータ入力は.appendなどを用いてね、って言語ですね
2)forループなどでiを使わないことが可能
つまり、「データのあるだけ回しなさい」という哲学のループ
慣れると実に実用的です
プログラマにとっては、データがいくつあるかはどうでもよく
ループを回したいことが多いのですが
それを実に手軽に実装できます
いちいちデータ数を確認する必要がないので便利です
これから少しずつ実用的コードやtipsなどを披露いたします