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[tips] Fortranプログラムでテキストファイルを読む際のコツ

Fortranプログラムでテキストデータファイルを読み込む際のコツは

  • 一行まるごと文字列として読む

です。一行をまず丸ごと読み込んで、そのあとに

  • カンマ区切りなのかしらべる
  • データ列数をしらべる
  • 一行の長さが一定かどうか調べる
  • 変数に区分して読み込む

など、さまざまな処理を行えます。
こうしておけば最初の行(項目名の行)を読み飛ばすことも簡単です。最初の1行読むだけ、にすれば、2行目から処理ができます。
1行を「まるごと長い文字列」として読み込むのでどのような形式であっても読み込める、というメリットがあります。読み込んだ後に必要な処理を行うのです。

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No title

Fortranプログラムの書き方例)

-----ここから
character (200) :: line ! 1行まるごと読める長い桁数の配列を取ります

read(1, '(a)') line ! 読み込みの書式は「(a)」で読みます(ここ重要)。
-----ここまで

もし、read文での読み込み書式を「*」にしてしまった場合、読み込み対象のデータに空白やカンマが含まれているとそこで切られてしまいます。ご注意ください。

No title

この「データはまずまるごと1行読む」を
書いているマニュアル本は少ないです

技術者はお互いの情報交換で
こういうことを少しずつ学びます

No title

こういうテクニックってどこで学ぶんですか?
おすすめのマニュアル本とかあります?

No title

一行を文字列として読み込んだ後に
その内部の整数や実数の項目は、整数や実数に変換して配列変数などに保存します。
以下を参照くださいませ。

[tips]半角数字を整数実数に変換する(その逆も)
http://jcsas2018.jp/blog-entry-7.html
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