農水相、ワクチン接種を表明=豚コレラ拡大防止へ新方針
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190920-00000105-jij-pol
9/20(金) 16:19配信
時事通信
農水相、ワクチン接種を表明=豚コレラ拡大防止へ新方針
記者会見で豚コレラまん延防止対策に言及する江藤拓農林水産相=20日、東京・霞が関の農水省
江藤拓農林水産相は20日、家畜伝染病「豚コレラ」のまん延を防ぐため、養豚場の豚にワクチンを接種する方針を表明した。
13日に関東地方としては初めて埼玉県で発生するなど、感染拡大に歯止めがかからないためワクチン接種に踏み切るしかないと判断。農水省は20日に対策本部を開き、防疫指針を改正する方針を確認した。
接種地域は発生地周辺が中心となる見通しだ。国の防疫指針は現在、殺処分を基本としており、予防的なワクチン接種は認めていない。このため農水省は指針を見直すとともに、メーカーにワクチン増産を要請する方針だ。
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岐阜で豚コレラ=1000頭殺処分
日本、豚熱「非清浄国」に 発生2年、豚肉輸出に支障
1蚤の市 ★2020/09/03(木) 06:32:55.12ID:NFM3Exlm9
日本は3日、家畜伝染病「豚熱(CSF)」について、感染が確認されていない国を指す「清浄国」の国際認定を2007年以来13年ぶりに失った。18年に岐阜市で発生後、2年間の猶予期間中、豚熱を封じ込められず、ワクチンを使用したため「非清浄国」に転落。日本産豚肉が敬遠され、新たな輸出先開拓を目指す国内農家には痛手となる。
岐阜市の養豚場では18年9月3日から豚の死が相次ぎ、国内で26年ぶりとなる豚熱と確認された。農林水産省は当初、殺処分による撲滅を目指したが、野生イノシシが媒介役となり、中部・関東地方を中心に感染は拡大。農水省は1年が過ぎた昨年9月にワクチン接種にかじを切った。
清浄性は国際獣疫事務局(OIE)が認定する。感染した豚との区別が付かなくなるとして、ワクチンを打ち続けている限り、清浄国と認められない。
日本産豚肉の輸出は近年、年間約2000トンで推移。出荷実績がある香港やシンガポールは、ワクチンを接種していない地域の豚に限定して受け入れを継続すると表明。しかし、米国や欧州連合(EU)をはじめ実績のない清浄国・地域への新規輸出はほぼ不可能になる。台湾など非清浄国からは対日輸出解禁の圧力が強まる恐れもある。
ワクチン投与や衛生管理の徹底により、養豚場では今年3月の沖縄県を最後に発生していないが、これまで確認されたのは、岐阜に加え愛知、埼玉、長野など10府県。殺処分された豚は約16万6000頭に上る。
一方、感染したイノシシはいまだに見つかっており、範囲も17都府県と広い。豚へのワクチン接種推奨地域は8月に福島が加わり、25都府県となった。農水省は「感染イノシシがいる限り、豚への感染リスクは消えない」(幹部)として、捕獲強化やイノシシ向け餌型ワクチンの散布を続けている。
国内では1920年代以降、92年に熊本県で最終的に発生するまで豚熱がまん延。イノシシ感染は当時確認されていなかったが、脱ワクチンに転換した96年から前回07年の清浄化まで11年を要した。江藤拓農水相は「清浄国を目指すという高い意識は持ち続ける」と強調するが、道のりは遠い。
時事通信 2020年09月03日00時14分
https://www.jiji.com/sp/article?k=2020090200869&g=eco
違法な肉製品持ち込み、厳罰化へ 豚熱の届け出義務違反も
2/5(水) 15:40配信
昨年4月、関西空港で没収された肉製品など
農林水産省は5日、アフリカ豚熱(ASF)の国内への侵入を防ぐ水際対策を強化することを柱とした家畜伝染病予防法改正案を今国会に提出する方針を自民党の会合で説明し、了承された。ウイルスが混入している恐れのある海外からの違法な肉製品の持ち込みに対する罰金を大幅に引き上げ、個人は現行の3倍の「300万円以下」、法人は50倍の「5千万円以下」に厳罰化する。
空港や港で旅行客などの荷物を検査する家畜防疫官の権限も強化する。養豚場でアフリカ豚熱や豚熱(CSF)などが発生した際に義務付けられている届け出をしなかった農家への罰金も引き上げる。
23名無しさん@1周年2019/09/28(土) 21:50:30.03ID:e2MJgwpd0
アフリカ豚コレラ 中国での現状
(阮 蔚 理事研究員 農林中金研究所)
「養豚生産者は 要するにこのアフリカ豚コレラ聞くと 怖
くてみんな出荷するんですね 去年が凄い出荷されてる
んです」
「実は感染されてるんですけれども それで出荷されてい
るのが相当数あるというような 話です」
(by.RX 報道特集 20190406)
22名無しさん@1周年2019/09/28(土) 21:49:13.26ID:e2MJgwpd0
アフリカ豚コレラ(今日本で流行ってるのとは全く別物)
致死率100% 豚コレラよりも強力な感染力
中国では今のところ殺処分は100万頭近く
最大の問題は 有効なワクチンが存在していない
人には及ばないが 被害は甚大だ
(by.RX 報道特集 20190406)
1ガーディス ★2019/09/28(土) 21:27:43.54ID:Sp7l2s909>>43
農水省は27日、豚コレラの予防的ワクチン接種を明記した防疫指針の改定案をまとめた。意見公募や都道府県への意見照会を同日から行い、同省の食料・農業・農村政策審議会家畜衛生部会の答申を経て正式に見直す。接種対象は、陽性の野生イノシシが見つかった岐阜、愛知、三重、福井、長野、富山、石川、滋賀、埼玉の9県を想定。早ければ10月下旬にもワクチン接種できる体制が整い、接種が始まる見通しだ。
改定するのは「豚コレラに関する特定家畜伝染病防疫指針」。同日開いた同部会牛豚等疾病小委員会、同省の豚コレラ対策本部で案を示した。
改正案では「野生イノシシの感染が継続的で、衛生管理の徹底だけでは豚への感染防止が困難と考えられる場合」について、予防的ワクチンを接種できる規定を追加。イノシシからの豚への感染リスクが高いエリアを「ワクチン接種推奨地域」として都道府県知事が接種を認める。接種対象は現状で9県の想定で、各県はワクチン接種プログラムを作り、接種範囲などを決める。
接種豚は基本的に、接種地域外に出せない。ただ、と畜場は都道府県が、車両や人の消毒を徹底するなどウイルスを広げない対策を取り、受け入れることとした。
肉の流通は、制限しない。万が一、感染豚が流通しても、養豚場では食品残さの十分な加熱で侵入を防げると判断した。野生イノシシが食べないように野外へ捨てないことを徹底すれば、ウイルスの拡散も防げるとした。
「清浄国」 維持を断念
豚コレラ対策で予防的ワクチン接種を可能にする防疫指針の改定に当たり、農水省が国際獣疫事務局(OIE)が認定する「清浄国」の維持を断念したことが27日、分かった。接種に踏み切れば来年9月に清浄国の立場を失う。輸出量は限られ養豚業への影響は限定的とみられる。一方で、非清浄国から日本への輸入解禁圧力が増し、ウイルスの侵入リスクが高まる恐れがある。
昨年9月に豚コレラが発生して以降、日本の清浄国認定は「保留中」。復帰はワクチン接種せず3カ月間発生がないことが条件。最初の発生確認から2年以内に復帰申請できなければ清浄国の地位を失う。
当初は地域を限定して接種し、流通を域内に制限して清浄国の地位を維持する手法を検討していた。ただ、接種した豚のトレーサビリティー(生産・流通履歴を追跡する仕組み)を確立し、生体の他、豚肉や肉製品の流通も域内の限定が必要となる。だが、埼玉県などに感染地域が拡大し、厳格な流通規制の仕組みを大規模に構築するのは困難と判断した。
清浄国の再認定は、接種を中止してから1年間発生がないことの確認が必要だ。輸出先は香港やシンガポールなどで、いずれも「非清浄国」。同省は、輸出を継続できるよう交渉し、影響を最小限に食い止めたい考えだ。
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/17149763/https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/1/f/1f975_1606_9c034806_8bb71a67.jpg